いまさらですが... WEB作りのための10項目

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ちょっと前に会社サイトをBLOGにしようってことで、全面改装しました

んが、「看板」としてのその存在はまったく変わっていない!!
せっかくBLOGにしたのに...なんだったんだ??

ま、ソレやコレやで、いわゆる会社サイトを想定して、作り手としての意識っちゅうか、認識っちゅうか、そんなのを、いまさらですが自分で確認する意味も含め、10項目ほど、まとめてみました

今の会社でWEB作ってる連中でも、結構わかってない人もいたりする
わかってる人には「何をいっとるんだコイツは...」でしょうけど、ま、それはそれとして...
そういった人にも見てもらえたら、わかってもらえるかなぁ
(それぞれは、社内では結構前から言い続けてきたことなんですが...)

10項目もあるので、結構長文になっちゃいましたが...

では、どうぞ!

1.スタート・ゴールの設定
WEBサイトを作る場合に限りませんが、まず最初にやるべきことは、自分は今どこにいて、どこへ向かっているのか?を考えることです。これなしに行き当たりばったりでプロジェクトをはじめてしまうと、失敗の可能性が非常に高くなります

プロジェクトを成功させるときは、まず現在位置(スタート)とゴール位置を具体的に認識することではじめて、その間にある「何をやるべきなのか?」や、「誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どのように(さらに「誰の・どちらの・誰と・どれだけ...なども必要となる場合もあります)」を考えることができます

また、スタート・ゴールの認識作業をどれだけやっておくか?が、そのプロジェクトを成功に導く最も有効な手段のひとつといえます。

●まずはじめにスタートとゴールを考える

2.人の目よりも検索ロボットの目
一般的にWEBサイトへのアクセスは、大半が検索エンジンからのユーザーです。企業のWEBサイトへのアクセスを考えてみるとき、まずユーザーは「検索」という能動的な行動をとっています

何かを知りたい・調べたい...という意思があって、それに関連するキーワードを考え、入力・検索します(ここまでは能動的な行動です)。そしてその検索結果から、良さそうなものをクリックしていく...というのがだいたいのパターンでしょう。ここで考えるべきなのは、入力されたキーワードに直接WEBサイトをピックアップしている(WEBサイトに接している)のは、人間ではなくロボット(検索エンジン)だということです。

ということは、どうすれば検索結果としてクリックしやすい位置に表示されるか?どうすれば検索結果一覧の中からクリックしてもらえるのか?を考えるとき重要なのは、まず人の目(画面で表示された状態・印刷した状態)よりも、ロボットの目を優先させる方が結局は効果的だということです

検索エンジン経由の「新規訪問者数」を増やすためには、まず人が「モチベーション」をもったときにどんなキーワードを考えるか?が重要になります(いわゆるSEO施策)

一番単純な方法は、WEBサイトのページ(原稿)の中に(文字情報で)、対象となるキーワードを入れることです

サイト内にそのキーワード(を含んだ内容)がたくさんあれば、検索結果として表示される可能性があがります。

ポイントは、単純にキーワードを羅列するだけではなく、キーワードと、それに関連した内容を盛り込んだコンテンツをいかに増やすか?です。自社の営業項目を並べただけのサイトでは、アクセスが期待できない理由はここにあります。

より多くのアクセスを集めるには、WEBサイト内にキーワードに関するよりさらに「深い」コンテンツを「たくさん」置くことが必要です。ユーザーは、検索エンジンという「ロボットの目」を通してやって来ます。検索エンジンで上位に表示されないWEBサイトは、ユーザーにとって存在しないのも同じです

最も多くの間違いは、人の目だけでコンテンツ・原稿を作ってしまうことです。(商用サイトでYahoo!JAPANの「登録サイトへの掲載を希望する場合はYahoo!ビジネスエクスプレスを使用することで審査が受けられます

登録は人の手を経て行われますが、通常Yahoo!JAPANの検索結果はこれとは別のロボットによるものが優先表示されます)

●「ロボットの目」のためのコンテンツ・原稿作り

3.読まなくても一目見るだけで「わかる」ページ
WEBユーザー(特に初めて来た人)は、とてもせっかちです。検索エンジンから、ある目的でサイトへやってきて、そのページを開いた最初の数秒で「何のサイト・ページか?」目的の(自分が欲する)内容が「どこに書いてあるか?」がわからないと、すぐにそのサイトを離れてしまいます

見出しで工夫したり、なるべくスクロールしなくても見える範囲に情報をまとめるなどの方法をとることで、訪問ユーザーが目で見てわかりやすいことはもちろん、キーワードがページ上部に集まり、SEO効果も高いページとなります。

最初にWEBサイトの「まとめ」「全体像」を俯瞰で・コンパクトに見せることで、ユーザーが最初のページを見ただけでサイトから離れていくことを防ぐことができます。

●まずコンパクトな形で「まとめ」を見せる

4.ユーザーの誘導
上述の通り、検索エンジンからやって来たユーザーは、少なくとも最初のページを開いた瞬間は「能動的に」ページを見ています(キーワードに関する情報がどこにあるかを探している)。

WEBサイトを作るときに、次に考えないといけないのは、そうやってせっかく来てもらったWEBサイトの中で、ユーザーにどのような行動をとってもらうのか?何をゴールとするのか?ということです。

たとえば、WEBサイトから資料請求をしてもらうことを目的とするなら資料請求フォーム、販売が目的なら決済のページ...というように、どこから来たユーザーを(どうやって)どこへ誘導するのか?を考え、ユーザーの各行動をコンテンツに落とし込み、それに基づいたページ構成でWEBサイト・各コンテンツを構築すればよいのです。

それぞれの内容は、必ずしも個別のページに分ける必要はありませんが、いずれにしてもゴールまでユーザーのモチベーションを下げない工夫が必要なことに変わりありません。

●ユーザーのモチベーションを持続させるページ構成を考える

5.コンテンツの「量」で「質」を高める
検索エンジン(特にブログ対応のもの)経由のユーザーを対象と考えるとき、本来のTOPページだけではなく、WEBサイトの全てのページが「入り口」となる可能性があります。

従来はTOPページからWEBサイトに入ったユーザーに整理されたコンテンツを見せるやり方が主流でしたが、情報過多の現代、競合との差別化が困難であり、続けていくにはリスクが高すぎます。

検索エンジンの仕組みの変化や、競合サイトの動きなどの「外的要因」に左右される部分が多く、いくらよいものを作ってもムダになってしまうことがあります。

もちろん一定の「質」の高さは必要ですが、ここでは必要以上に「質」をあげることよりも、まずコンテンツの「量」を増やすことを優先させる方法を提案します。

コンテンツを増やすということは、単にサイトへの入り口が増えるというだけでなく、WEBサイト内に、似た(近い)言葉が増える(全体の情報密度があがる)ことで、これにより微妙な言葉・言い回し・ニュアンスの違いなどを吸収でき、骨太なSEO効果(WEBサイトへの集客効果)につながります(複数キーワードの検索に対しても有利)

たとえばユーザーの年齢・性別等の属性によって、同じ内容を検索するにしても、まったく違うキーワードが使われていますが、コンテンツ量を増やすことで、こういった検索キーワードの「ブレ」を吸収し、これまで拾いきれなかったユーザーにWEBサイトを認知してもらう確立が高くなります。

また、情報密度を上げることは、WEBサイト(ひいてはそのWEBサイトのオーナー企業)の信頼度を上げることにつながり、その意味でもWEBサイトの価値をあげることができます。

また、複数(なるべく多く)の人間が参加することで、量を増やすこと(オーナー企業の信頼度をあげること・WEBサイトの価値をあげること)を、より効果的に行うことができます。

●「量」によるWEBサイト価値創造

6.見るためのWEBサイトから使うためのWEBサイトへ

従来のWEBサイトは、単に情報を「見せる」ことを目的にしていました。

印刷された各ページがメニューという目次でつながっており、メニューをクリックすることでページが変わる。基本的にパンフレットを再現したもの。という構成のWEBサイトが大半です。

しかしWEBサイトを使ってできることは、それだけではありません。

WEBサイトからの一方的な情報発信だけではなく、ユーザーとの双方向型・相互作用型の、いわゆるインタラクティブな仕組みを盛り込むことで、今後さらにユーザーの参加意識・当事者意識の高まりが期待されるだけではなく、その新たな価値提供が競合他サイト(他企業)との差別化につながり、WEBサイト(ひいてはそのオーナー企業)への信頼感を創出することができます。

●WEBならではのインタラクティブな仕組みを盛り込む

7.外部情報の活用
従来サイト内のコンテンツは「オリジナル」のものを使うしかありませんでした。しかし、WEB(特に集客のための「入り口」となるコンテンツ)では、外部の情報を有効に使うことで、十分な効果をあげる(サイト価値を高める)ことができるような環境が整いつつあります。

テーマに沿った外部サイトのコンテンツを集めることで、自WEBサイトのコンテンツが増え、内製化するよりも前述の「量」の効果が期待できます

簡単に実行できることとしては、一般のニュースサイトへコメント・トラックバックしたり、APIなどを使ったサイト(コンテンツ)作りなどが考えられます。(参照の仕方は十分に注意が必要)検索エンジンの発達により、情報そのものは、誰でも簡単に同じものが手に入るようになり、情報それ自体で差別化することは難しくなってきています。

もちろん他サイトと差別化できるだけの一次情報があればそれを優先的に使用すればよいのですが、さらに外部情報も有効活用することでより効果的・スピーディーに「質」と「量」を両立させたWEBサイトを作ることができます。

●外部コンテンツを取り込み、さらに量を増やす

8.露出チャネルを増やす

最初に書いたように、WEBサイトへの訪問は検索エンジン経由が大半を占めます。

もちろん検索エンジンでのWEBサイトの露出「量」を増やすことも大切ですが、さらにWEBサイトへの集客効果をあげるためには、検索エンジン以外のチャネルでWEBサイトを露出させることも検討してみる必要があります。

検索エンジンで自社サイトに有利な(上位表示されるような)キーワードを入力してもらうために、さらに言えば、あえて競合サイトにも含まれている「キーワード」ではなく、直接「会社名」や「自サイトのアドレス」を入力してもらえるように(ブランドとしてより確実に自社サイトへアクセスしてもらうために)、サイト(アドレス)露出の様々なチャネル・手段を検討してみる必要があります

たとえば、メールマガジン、WEBサイトのBLOG化、PING・RSS配信、キーワード広告、関連サイトへのコメント・トラックバック、ダウンロードコンテンツ、WEBサイトオーナーのメディア露出、他メディアとの連携・連動、その他様々なブランディング施策などを用いることで、潜在検索ユーザーを増やすことができます。

●様々なチャネル・手段で潜在検索ユーザーを増やす

9.生きているサイトづくり
検索エンジン経由のユーザーアクセスを増やすことを考えると、WEBサイトはできる限り更新頻度を上げることが重要になります。

たとえばBLOGでつくったWEBサイトの場合、RSS配信の仕組みを使うことで、更新情報をユーザーに伝えることができます。

企業サイトの場合、更新頻度を増やすためには、従来の会社案内パンフレット型のWEBサイトでは、更新すべきコンテンツも盛り込みにくく、はじめたとしても結局長続きしません。

理想的なのは、WEBサイトのコンテンツ作り、更新・編集作業をオープン化することです。前出の「外部情報の利用」とも若干重複しますが、限られた人が複雑な手続きで更新・編集を行っていると、実際にそのコンテンツが公開される頃(さらにユーザーがアクセスする頃)には、そのコンテンツはすでに古いものになっていることがあります。

(従来のHTMLで作るWEBサイトよりBLOG等のCMSを使う方が簡単で効果的)もちろん基本的な企業情報など、更新する必要のないコンテンツもありますが、WEBサイトの更新頻度をあげるためには、「貯めてあることに意味がある」コンテンツを組み込むことが必要になります。

WEBサイトのコンテンツを「(基本的に)更新しないもの」「更新するもの」「貯める(増やす)もの」に分類し、WEBサイト全体を構成することが重要となります。

●コンテンツを分類し、生きているサイト作り

10.顔の見えるサイト・コンテンツ作り
個人の運営するWEBサイトだけではなく企業のWEBサイトでも(BtoB、BtoCに限らず。BLOGを使用した場合は特に)、WEBサイトでは、書き手の顔が見えるようなコンテンツライティング(文章作り・言い回しなど)の方が効果的です

こうすることでアクセスしたユーザーの警戒心を取り除き、ひいては企業への信頼感を創出することができます

検索エンジンを経由してアクセスしてきたユーザーは目的を達することができるWEBサイトを探しているのであって、多くの場合アクセスした時点では、完全にその企業を信頼していません(特に中小企業など会社のネームバリューが高くない場合は特にそうです)。

検索結果に表示されたいくつかのWEBサイト(の内容)を比較することで、目的を達することができるサイトを選択するのです。

ポイントは個人的な日常の(日記形式の)話題を書くのではなく、書き手独自の「視点」を盛り込んだコンテンツライティングをするということです。

ユーザーは書き手の日常が知りたいのではなく、書き手の視点からのより深い情報が知りたいのです。より多くのユーザーにアクセスしてもらうためには、このようなコンテンツ作りが欠かせません。

●BtoBでも顔の見えるコンテンツ

長文、最後まで読んでいただきありがとうございますぅ~

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このページは、PEACH-JAMが2008年2月 2日 15:27に書いたブログ記事です。

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